MAZAK DISCOVER2019とマザック工作機械博物館
2019年11月 MAZAK DISCOVER2019というイベントに招待され久しぶりにMAZAKの美濃加茂工場へ行ってきました。
お世話いただいたのはうちの担当商社東日本マザックの茂木さん。
いつもありがとうございます。
マザックのオープンハウスイベントなのですが、ボクのお目当ては機械じゃなくてヤマザキマザック工作機械博物館!
リニューアル?オープンしたばかりの博物館はどんなでしょうか?
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まずはMAZAK DISCOVER2019について
ヤマザキマザック美濃加茂製作所第一工場の入り口
オープンの時にも来たな
ここを入るとフェラーリが!!
やはりフェラーリには人だかりが
でも見るべきはフェラーリじゃなく天井のトラス構造
このパイプを加工するにあたってマザックの三次元レーザー加工機が活躍したのだと。
シネコンのような立派なホールでビデオレクチャーを受けました
我が社のマシニングセンタ、NC旋盤はほぼMAZAK製。
もう30年以上もマザトロールと付き合ってきました。
マザック病にどっぷりと罹っているので浮気することができません・・・ww
最新のテクノロジーを搭載した機械とITを駆使した生産工場について学びましたが、ウチとは無縁かなぁ~って。
現有機をとことん使い倒しちゃる!
MAZAK DISCOVER2019についてはこちら↓
お目当てのヤマザキマザック工作機械博物館へGO!
博物館まではシャトルバスで数分
入り口はガラスのピラミッドで、博物館は地下に。
博物館としては理想的な環境ですね
この天井構造物もマザックの三次元レーザー加工機の仕業!?
ここから階段を降りるとそこには!
世界的にも珍しい工作機械に特化した博物館
「ヤマザキマザック工作機械博物館」について
工作機械は、私たちの身の回りにあるあらゆる製品の製造に関わることから、マザーマシンと呼ばれ、
「世界のモノづくり」を支える大変重要な役割を担っています。
ところが、工作機械は主に工場内で生産設備として用いられているため、一般にはその存在や用途はほとんど知られていません。
ヤマザキマザックは1919年の創業以来、工作機械を通じて世界中のモノづくりの発展に携わってきました。
2019年に創業100周年を迎えて、社会を支える工作機械の存在をより広く伝えるとともに、
モノづくりに対しての関心を高めるため、世界的にもめずらしい工作機械に特化した博物館を開館致しました。
ヤマザキマザック工作機械博物館のHPより
我々機械加工を生業にする業者には当然のように分かる「工作機械って何か?」
でも
いざ素人さんに説明しようとすると意外に難しいです。
でも、ここに連れて行けば一目瞭然、世の中の産業を支える機械のことだってわかってもらえるでしょう。
広い空間にD51、飛行機、自動車 そして機械
展示室に入るまでの通路には道具の変遷を記した年表が
見ないよね~
ベルト掛けの旋盤
こういったものには目が行きます!
真っ先に目に飛び込んでくるD51
産業革命の立役者、蒸気機関です。
黒光りする車体
カッコイイ!
運転席も間近に見ることができます。
たくさんのバルブと石炭投入口
カッコイイ!
完成品はD51のほかT型フォードやヘリコプター、自衛隊の練習機などが展示してありました。
このような工業製品に目が行きがちですが、ここの展示は工作機械ってなんなん?ってことを知ってもらうのが主なのです。
工作機械の役割を分かりやすく伝えるパネル
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工作機械のレジェンド大集合
たくさんの機械たちが展示されているのですが、昔の工場を模した展示が目を引きました。
天井に渡されたシャフト、それに架かるプーリー。
ベルトを介して伝えられた回転動力で動く旋盤。
作業者のシルエットがシュール?
ふる~い旋盤やフライス盤
ここの展示品で一番のお気に入りの治具ボーラー
メカだな~って感じるハンドルやレバーの意匠
曲線が美しい
最近の機械は直線的なデザインばかりなので面白くない
まあ、デザインで機械を選んだりするわけじゃないけど、見た目も大事だと思うな
その点、ヨーロッパの機械
たとえばDMGとかのデザインセンスは秀逸だと思う。
MAZAKの紹介をしているのに森の製品?を持ち上げてしまった
あ、販売が森精機なだけで機械はDMGのものだから、大丈夫大丈夫・・・
軍資金がたっぷりあってこれから事業を起こすとしたら
ショールームに1台置いておきたいと思う。
宝くじ当たらないかな・・・(*´σー`)エヘヘ
工作機械の歴史が学べる
工作機械に特化した博物館
いかがでしょうか。
人類が獲得した道具を使う能力を工作に絞って歴史をたどって学べます。
興味が湧かないと足を運ぼうとは思わないかもしれませんが、もし機会がありましたら訪れてみてはいかがでしょうか?
身の回りで生活を便利にしてくれる製品たちは工作機械の力なくしては生産することができません。
縁の下の力持ち
工作機械について知ることができる博物館の紹介でした!!
ヤマザキマザック工作機械博物館
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