デジタルノギスにはやっぱり国内メーカー品のSR44Wがイイ!!
製造現場には欠かせない測定器具の数々。
今では当然のようにデジタル機器に置き換わってきています。
デジタルノギス、デジタルマイクロメーター、デジタルキャリバー・・・・
一目で数値が読み取れるので大変便利です。
でも・・・当然電池を使いますね。
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手に持って使う機器は重いと使いづらいのでボタン電池が使われています。
主に使われているのはSR44というボタン電池なのですが、いざ買おうと思うとLR44とか、SR44でもSR44SWとかSR44Wとかあって「どれを買ったら良いの?」ってなりませんか?
ミツトヨの回答は次の通りでした。
質問:
ボタン形酸化銀電池 SR44の代わりにLR44は使用できますか?回答:
LR44は低負荷対応向きの電池のため、デジタル製品の測定工具には向きません。
寿命が極端に短くなりますので、ランニングコストはむしろ高くなるかもしれません。
また、異常な表示を起こす可能性もあります。ご面倒でもSR44をご使用ください。尚、ミツトヨ パーツNo,938882(ボタン形酸化銀電池 SR44) お取引の商社様にて販売しております。
一つはっきりしたのは、LR44は使わない方が良い、という事。
実際、LR44を使ったことあります。
普通に使えましたが、我々はプロの仕事をしているので測定ミスは許されません。
万が一の不安要素は排除しましょう。
ではSR44の種類問題はいかに??
Panasonicのホームページから「SR626SWとSR626Wなどの[SW]と[W]の違い PZ18201」によると
【酸化銀電池の品番末尾の違いについて】
●W表記 ・・・ 主にデジタル時計などのハイレートタイプ(強電流向き)
時計のバックライトやストップウォッチ、アラームなどの機能を
動作させるには、時計機能の電力以外に大きな電力を
必要とするため、十分に大きな電力でも供給可能な電池
として[W]表記の電池を使用する場合が多い。
●SW表記 ・・・主にアナログ針式時計などのローレートタイプ(弱電流向き)
アナログ時計の指針だけを動かす時計など、小さな
電力で動作する場合には[SW]指定の場合が多い。
なお、アナログ時計にデジタル機能が付加された
一般にアナデジ時計と呼ばれている時計の場合は、
大きな電力が必要な場合が有るため[W]を使用する
場合が多い。
●W・SW表記無し・・・一般機器用
[WやSW]の表記の無いSR43,SR44,SR1120、SR1130
などは、アルカリボタンのLR43などLRシリーズのハイ
グレード版としての位置づけであり、精密機器などに
指定されている場合が多い。
と言うことで、SR44またはSR44Wを使うのが良い、という結論になりました。
ところが、SR44を買おうと思い楽天市場、AMAZONを探してみるとまあ、色々メーカー(ノーブランドもたくさん)のものが出るわ出るわ・・・
またどれを買えば良いのか問題~!
まあ、中華SR44はアレですし、国内メーカー品を時間をかけて選んでいけば・・・決まりました!
ディスカッション
コメント一覧
SR44SWで良いようですよ。ミツトヨのサイトを参照ください。
https://faq.mitutoyo.co.jp/faq_detail.html?id=197&category=&page=1
ミツトヨ パーツNo.938882は、SR44SW 1.55Vです。製造:Seiko Instruments Inc.